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アメリカ伝来のハンバーガーが日本各地で進化を遂げ、
「ご当地バーガー」が活気づいている。
神奈川県小田原市の城址公園で「ODAWARA AJIな
バーガー」(500円)が発売。小田原漁港のアジを名産の
かまぼこ風に加工。それをフライにしてバンズに挟んだ一品だ。
先月、中華の鉄人・陳建一氏はじめ料理関係者らが審査する
「小田原食ブランドコンテスト」でグランプリに輝いた。
「小田原の地域色がおいしく表現されているうえ、バーガーは
調理法がシンプルで今後さまざまな店やイベントでの展開が可能。
アレンジの幅も広く各店の個性が出しやすい」という。
同社は全国930店のファストフードを展開するが、この店は一線を
画した大人向けのレストラン。
ご当地バーガーの先駆けは故郷の「佐世保バーガー」をひっさげ、
都に乗り込んだザッツエンタープライズの吉村裕社長。
5年前に東京・中野に1号店を開店。「米海軍伝来の佐世保(長崎県)の
味を東京の人に食べてほしかった。ファストフードの『早い、安い』とは
対極の『遅い、高い』。だけど、食べれば許してもらえた」
国産牛100%の本格派を提供する「ザッツバーガーカフェ」は昨年までに
5店舗に拡大。昨年の年商は約4億5000万円で、新規3店舗を出店する
今年は年商7億円を見込む。
やり手の経営者はニューヨーク進出を計画し、日本から米国への
バーガー逆輸入を夢見ている。
舶来品を繊細にアレンジし、自動車など多様な分野で本国をしのぐ製品を
作り出してきた技術立国ニッポン。ハンバーガーにも大和魂が炸裂している!
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